【私の本音】
「6割、7割で力を抜いて働けばいいよ」
そう言われても、私はどうしてもそれができません。
気づいたら全力投球。いつも本気。だからこそ、どんな仕事でも最終的には燃え尽きてしまう。
でも、不思議と自分では「頑張ってる」という感覚があまりないんです。
接客業・サービス業を長く経験してきて思うのは、
**「手を抜いてサービスするなんて失礼だ」**という気持ちがいつもあるということ。
目の前のお客様に満足して帰ってもらいたい。
「楽しかった」「会えてよかった」と思ってもらいたい。
そんな気持ちで仕事に向き合っているから、自然と100%の力を出してしまう。
帰宅する頃にはクタクタで、もう何もできない。
でもその頑張りで成果は出るし、周りからも褒められる。
ちょっと誇らしい気持ちにもなる。
でも――
心も体も、成果が出るころにはボロボロなんです。
爆発的に動いて、結果を出して、そのあとフェードアウト。
これが私の“いつものパターン”でした。
【燃え尽きる人の共通点】
私自身の経験から思う「燃え尽きる人の特徴」はこんな感じです:
- 自分が頑張っているという自覚がない
- 最初のエネルギー量が尋常じゃない
- 周りが見えなくなるほど夢中になる
- スケジュールがどんどん詰まっていく
- 頭では休んでいても、心はずっと働いている
- 感情の波が激しい
- お客様や周りに合わせて、自分の時間がなくなる
【私の燃え尽き体験】
高校時代の部活
全国大会を目指して、朝から晩まで練習に明け暮れていた高校時代。
結果は県4位。全国には届かず、悔しさとともに燃え尽きて不登校に。
ネットワークビジネス
26歳のとき、キラキラした女性に誘われて始めたビジネス。
最初はワクワクと行動力で海外まで行ける成果を出したけど、次第に心と体が追いつかず、
睡眠2時間、借金200万円。完全に燃え尽きました。
保険営業
未経験からスタートし、努力を重ねるも半年は成果が出ず…。
そこから救世主のような上司に出会い、結果は出たけど、
頭がおかしくなるくらい働いて、また燃え尽き。
【気づいたこと】
私はいつも「ワクワク」から始まります。
でもそのワクワクが「早く結果を出さなきゃ」という焦りに変わって、
とにかく動く → 結果が出る → 疲れ切る → 回復できなくなる
というループにハマっていました。
「ワクワクする=やっていい」だけじゃない。
ちゃんと心と体の声を聞いて、“休む”ことも管理しないといけない。
それが、私がようやく気づいたことです。
エネルギー管理ってどうやるの?【5つのステップ】
① 自分のエネルギーの“器”を知る
私はHSS型HSP。人と話すのは好きだけど、エネルギーは大量に消耗します。
「自分の1日あたりのエネルギー量」を理解することが第一歩。
② “充電方法”をリスト化する
私にとっての充電方法はこちら:
- 一人時間
- ジャーナリング
- 自然に触れる
- 音楽や読書
- 本屋に行く
- ゆっくりお風呂に入る
- 好きなだけ寝る
これらを意識的に生活に取り入れることで、自分を回復できるようになりました。
③ スケジュールに“余白”を組み込む
やることを詰め込みすぎない。
「予定のない時間」を意図的につくって、一呼吸置くことが大切。
④ 人との境界線を見直す
誰とでも仲良くする必要はない。
関わる人を選び、距離感を意識する。
近すぎると疲れるし、干渉されるのもストレスになります。
⑤ “エネルギーの使い道”を選ぶ
やりたいことにだけ、エネルギーを注ぐ。
「嫌だけどやらなきゃ…」と自分を消耗する前に、
「本当にこれは必要?」と問いかけてみる。
限られたエネルギーを、未来の自分のために使おう。
【Before → Afterの変化】
- スイッチのON/OFFができるようになった
- 家に帰ってから家事ができるようになった
- ジャーナリングやストレッチで自分を労わる時間が増えた
- 疲れて動けない…という日が格段に減った
何にエネルギーを注ぐか、それだけで毎日のクオリティは変わります。
最後に:頑張る力を“未来の私”のために使おう
あなたの「頑張りたい」という気持ちは、きっと誰かのため、自分のために真剣だからこそ。
その想いはとても素敵で、誇れるものです。
だからこそ、“今ここ”で休むことも勇気のある選択。
自分を守るため、未来のあなたを支えるために、エネルギーを上手に使ってあげてください。
エネルギー管理=自分を大切にすること。
どうか、これからの毎日がもっと心地よく、軽やかになりますように🌿
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