MENU

「もう全部リセットしたい…」HSS型HSPの私が何度も人生をやり直してきた理由

目次

はじめに

「もう全部、リセットしたい。」

人間関係、仕事、住む場所、SNS…
何もかもゼロに戻して、なかったことにして、新しい自分としてやり直したい。

そんな衝動に駆られたこと、ありませんか?

私は今までの人生で何度も「リセット」してきました。
転職は20回以上、連絡先をすべて消したことも、人間関係をまっさらにしたこともあります。
誰にも頼らず、“やり直し”を繰り返してきた人生でした。

だからこそ私は思うんです。
これは「逃げ」ではなく、「生きるための選択」だったと。

このブログでは、私自身の「リセット癖」の背景にある気質や経験をもとに、
同じように“全部やめたくなる”あなたに向けて書いていきます。


リセット症候群ってなに?

私が名付けたこの「リセット症候群」とは、
限界を感じたときに、全てを一度ゼロに戻したくなる癖や衝動のことです。

仕事に行き詰まったとき、恋愛で傷ついたとき、人間関係が煩わしくなったとき。

  • 突然、LINEを全消去したくなる
  • 「もう辞めます」と衝動的に会社を辞めたくなる
  • 引っ越したくなる、SNSを削除したくなる

…そんな行動を、私は何度も繰り返してきました。

一見「逃げ癖」「感情的」と思われがちですが、
これは“自分を守るための本能”だったのだと、今なら思えます。


私が「全部リセットしたくなった」エピソード

初めてのリセットは、高校生のマクドナルド

初めてのバイトはマクドナルド。ある冬の寒い朝、
「アイスティーで大丈夫ですか?」と何度も確認して提供したのに、
「ホットって言ったでしょ!店長呼んで!」と怒鳴られ、お客様の前で号泣。

それが私の“リセット癖”の原点かもしれません。
人には恵まれていたけど、怖くなって3ヶ月で辞めました。


ネットワークビジネスで人間関係を失ったとき

何も知らずに始めたネットワークビジネス。
連絡先がある人全員に声をかける毎日。
ある日、同級生たちに「もえみやばいらしい。全員シカトで」とLINEが回っていたことを知りました。

LINEから知り合いをすべて消し、家族・親友2人・彼氏だけが残った。
「すべてを消し去りたい」と思った出来事でした。

でも、その中で離れなかった親友がいてくれた。
「これが本当の友達なんだ」と気づいたことも、大きな学びでした。


転職20回以上。恋愛中心+リセット癖の合わせ技

私は彼氏中心の生活をしていました。相手に依存して彼のために仕事をしていた時期もありました。
そして心も体も限界に達すると「辞める」「変える」ことが当たり前になっていました。

  • 成功体験がない
  • 自信が持てない
  • うまくいかない自分が嫌

「もう、無理だ。辞めたい。毎日が苦しくてつらくて何のために生きてるかわからない。わたしって何にもスキルがないし、頭もよくないし、誰でもできるこの仕事をしていても意味ないや…」

これが、いつものわたし。

でも、「リセットすれば、また元気になれる」と思ってしまった。
これは私が生きるために選んだ“癖”だったんです


保険営業でも、またリセットしたくなった

今の仕事(保険営業)でも、3ヶ月目・6ヶ月目・8ヶ月目と「辞めたい」の波が来ました。
そのたびに信頼できる人に相談して、なんとか踏みとどまりました。

最終的には部長と同行しながら営業のコツを学び、少しずつ成果も出てきました。

でもやっぱり思うんです。
本当にやりたいのは、保険営業じゃなく「文章を書くこと」。
ブログやnoteで、自分の想いを届けることが今の夢です。


なぜ「リセットしたくなる」のか?

HSS型HSPという気質が関係していた

私はHSS型HSPという気質を持っています。
これは「刺激を求めるHSS」と「繊細で敏感なHSP」の両方を持ち合わせた性質。

  • 新しいことが好き → でも、すぐ疲れる
  • 人と関わりたい → でも深い関係はしんどい

この矛盾に日々エネルギーを使って、限界が突然くるんです。
それが「リセットしたい」という衝動になって表れるんだと思います。


「全部やめたい」と思ったときにできること

自分の気持ちに気づくこと

全部手放す前に、一度立ち止まって自分と対話するのがおすすめです。

  • 辞めたらどうなる?メリットとデメリットを書いてみる
  • 本当にやりたいことは何か、どういう人生を歩みたいのか書き出す
  • 信頼できる人に辞めたいと話を聞いてもらう

本当に全部やめる必要はないかもしれない。
少しだけ立ち止まるだけでも、回復できることがあります。

今の私は自分の気持ちに気づくことができました。だから今の自分がいます。

ただ私は失敗もしてきたんです。今までの15年間くらいの間、自分と対話してきました。自分の気持ちやこれからどうしたいのか、本当にやりたいことは何かをたくさん書き出して行動してきたんです。

でもうまくいかなかった。実はうまくいかない原因があったんです。

また違う記事でその原因をお伝えしますので、お楽しみに。


自分に優しい言葉をかける

かつての私は「私はダメだ」「なんで続けられないの?」と責めてばかりでした。

でも今は、

  • 「またやり直せばいいよ」
  • 「今日も生きててえらいよ」
  • 「今の私を守ってくれてありがとう」

そんな言葉を、自分にかけるようにしています。

周りの人が転職ばかりであなたはおかしいと言おうが、「わたしはわたし」です。

自分を責めることができる人は自分しかいない。人に何か言われてもその言葉を自分の心に入れなければ、それはただのその人の意見ですよね。私の心はわたしが守る。

自分のことを責めないで、自分をやさしく包み込むイメージで「本当によく頑張っているね」と言ってあげてください。

わたしはあなたの味方です。


おわりに:あなたは何度でもやり直せる

私は今までに、何度も人生をリセットしてきました。
でもそのたびに、少しずつ、自分の本音に近づいてきた気がしています。

リセットすることは、決して悪いことじゃない。
あなたがそうせざるを得なかったのは、それだけ頑張ってきた証拠です。

今、立ち止まっていても大丈夫。
「また始めればいい」
そう思えた瞬間から、人生は動き出します。

自分を責めないで、自分の気持ちを解放してくださいね(^^)/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

もえみ|HSS型HSPブロガー
元No.1ホステス、転職20回、保険営業からブログの世界へ。
過去の自分のように、頑張りすぎて疲れてしまう女性たちに、ちょっとした気づきと安心を届けたい。noteやSNSでも日々発信中です。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次